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イランで織られる絨毯の総称をペルシア絨毯とよびます。ペルシア帝国時代に発祥、サファビ朝シャー・アッバス1世の時代に黄金期を迎え今に至っています。優美で洗練されたデザインと、すぐれた技術は現在も世界最高級。産地によってデザインや色に特徴があり、特に5大産地は有名です。
<ペルシア5大産地>
●イスファハン:繊細で精緻な織と色調。リズミカルで精巧なメダリオンから広がる唐草模様が代表的なデザインです。
●コム: 絹の産地としても知られ、シルク絨毯が有名。新しい創作柄やパステルカラーの色調など、独特な感覚のものが多くみられます。
●ナイン:クリームやベージュなどを基調とし、使われる色もソフトな色と濃紺に限られることが多く、全体的に抑制されたトーンの配色が特徴です。
●タブリーズ:徹底した品質管理で上質なものを多く生産しています。幾何学模様から動植物までデザインのレパートリーが多く、肖像画や細密画なども有名です。
●カシャン:古くから絨毯の産地として知られ、保守的な地域の気質を反映し、古典的なデザインパターンを守り続けています。
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